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レジリエンス強化のために

 レジリエンスを強化するための指針として、ISO22320:2011(JIS Q22320:2013)「社会セキュリティ-緊急事態管理-危機対応に関する要求事項」が2011年、発行されています。

 

 これは、以下の3つの要求事項で構成され、組織があらゆる危機事態に対応する能力を高めることを可能とする事項が示されていることから、組織のレジリエンスを強化するために有効な指針であると考えられています。

 

【3つの要求事項】(抜粋)

1. 指揮・統制

 業務上の意思決定は、可能な限り低い階層で行うようにし、業務上必要な組織間の連携や支援は、最も高い階層で行う体制、プロセス構築が望ましい。

  

2. 活動情報

 情報処理および利用の過程で、収集したデータは、あらゆる階層の意思決定者、その他活動情報を必要とする利用者が、容易に使用できるような形式に整えておく。

 

3. 協力および連携

 共通の利害および価値観に基づいた効果的な危機対応とするためには、必要な協力協定を締結しなければならない。

 

 変化に強い組織づくりのため、平時より体制が整っているか組織をチェックしておくことが大切です。当法人では、JIS Q22320:2013の要求事項を参考に組織の現状をチェックできるリストを作成致しました。御社のどこを強化すれば良いか一度チェックされてはいかがでしょうか。

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